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【超簡単】英語の最強の勉強方法は音読だ!

英語の勉強って難しいですよね。

英語の勉強方法には、とにかく単語を書いたりたくさん問題集を解いたり、いろんな方法があると思います。

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
でも、英語が苦手な人からしたら、どれも長続きしづらいですよね。

しかし実は、書くことよりも問題を解くことよりも効果的で、かつ簡単な英語の勉強方法が存在するんです!

この記事では、大手個別指導塾の現役塾長である大嶋がおすすめする、最強の英語の勉強方法”音読”を紹介します

これを実践するだけで、どんどん英語が得意になっていきます!

「英語の勉強方法が全然わからない!」
「受験で英語を使うから得意になりたい!」

そんな悩みを抱えている方、この記事必見です。

この記事を書いている人

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
現役で塾長をしています”大嶋こーすけ”です!

  • 某大手個別指導塾で塾長として、小学生から高校生まで幅広く指導をしている。
  • 高校受験も大学受験も、音読中心の勉強方法で乗り切った。

英語の最強の勉強方法は音読だ!

英語の最強の勉強方法は、音読です。

これに尽きます。

音読って学校の先生からもしなさいって言われるけど、具体的にどんなメリットがあるの?

確かに音読って、声に出して英文を読んでいるだけなので、いまいち勉強している感覚がないですよね。

そのため「本当に効果あるの?」と疑ってしまい、音読をしなくなってしまう。

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
しかし、音読には絶大な効果があるんです。

以下では、音読の強力すぎる効果について、詳しく紹介しますね。

英語は言葉であり、コミュニケーションツールである

「英語=お勉強」

そんなイメージが、みなさん強いのではないでしょうか。

それは、20%くらい正解ですが、80%くらいは間違いです。

英語は、お勉強である以前に、言葉である。

当然のことですが、英語圏の国に行けば「お勉強」ではなく「言葉」として英語が使われています。

勉強として使っていません。コミュニケーションツールの1つとして使われています。

英語は、言葉であり、コミュニケーションツールである。

皆さんにも、普段から使いこなしている「言葉」ってありますよね?

そう、「日本語」です。

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
皆さんは日本語ってどうやって覚えましたか?

赤ちゃんの時の私たちは、日本語を「とにかくたくさん喋って」覚えたんです。

最初は「ママ」「パパ」などの単語を親が喋っているのを、真似て覚えるところから始めました。

皆さんの日本語の勉強はとにかく「喋ること」が中心だったはずです。

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
もちろん、鉛筆を持ってひらがな・カタカナ・漢字の練習をしたこともたくさんあると思います。

しかし、それ以上に「喋って」日本を習得したはずです。

それは英語も全く同じなんです。

英語も、とにかくたくさん喋ることが大切

英語を喋ろうって言われても、単語も文法も全然わからないんだから、喋れるわけなくない?

確かにその通りです。

そこで、英語の「喋る勉強方法」として、私が皆さんにおすすめしたいのが「音読」なんです!

そんな音読の強力すぎる効果を、以下では詳しく紹介しますよ。

音読の効果:①読解力の向上

音読を繰り返していることで「読解力が向上」します。

何度も読むことで、英語のリズムが脳に定着し、英語を読むことに慣れるからです。

黙読じゃダメなの?と思う方もいるでしょう。

黙読は、気づかないうちに「流し読み」になってしまうため、効果が薄いです。

加えて、音読の方が黙読よりも高い集中力を持って、英文を読めます。

高い集中力で英文を読むことで、英語を読むことに慣れ、読むスピードもアップし、読解力が上がっていくのです。

音読の効果:②発音が定着する

しっかりとした発音を意識して音読をすれば、英語の発音が徐々に定着してきます。

これは、英語を「進学のための勉強」ではなく「言葉」として獲得する上で、超重要です。

他にも「発音が曖昧な単語の傾向を知れる」というメリットもあります。

例えば、英語の「psychology」の「psy」は「サイ」と発音しますが、黙読だとそこを適当に流してしまうことが多く、結局何と発音したら良いのかわからないままになってしまいます。

しかし、「psychology」を何回も正しい発音で読むことで、他の知らない単語で「psy」が登場しても、迷うことなく正しい発音で読むことができるようになるんです。

英語の発音の仕方がわかるようになると、初めて見る単語でも発音がわかるようになります。

これは、英語学習を進める上で、大きなメリットです。

音読の効果:③英文法が感覚でわかるようになる

コレが一番大きなポイントです。

正しい英語を何回も音読していることで、英文法の構造が自然に理解できるようになる。

たくさん音読して感覚で英文法を理解することで、今までは全然理解できなかった文章も「ああ、こういうことなのね」と、感覚で理解できるようになるのです。

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ

僕は中学校の不定詞の授業で

「名詞的用法はこうで、形容詞的用法はこうで、副詞的用法はこうだ!」

と言われても全然理解できませんでした。

英語の時点で難しいのに「〇〇的用法」とかいう難しい日本語を使うなよ、って感じでしたね笑

でも、後で各文法の文章を何回も音読することで「ああ、そういうことだったのね」と簡単に理解できました。

正しい英語を何回も音読することによって、聞くだけでは理解できなかった英文法が感覚的に理解できるようになる。

このメリットを実感し「英語がわかる!」という感覚が身につくと、英語に対する苦手意識が一気に払拭されますよ。

音読をする時の注意点

①流し読みにならないようにする

音読は、適当に声に出していても意味がありません。

何も考えずに文章を読んでる状態は、黙読よりも無意味。

頭の中に英文が全然入ってこないので、読解力が全然上がりません。

音読しながら「この文章はこういう意味なんだよな」と、意味をちゃんと理解することが大切。

「音読しても成績が上がらない!」と嘆く人の99%は、このポイントが意識できていません。

②はっきり発音する

音読をする時には、はっきり発音をすることが大切です。

アメリカ人のようなかっこいい本場の発音をしろ、ということではありません。

カタコトの英語でも良いので、はっきり滑舌良く発音することが大事なのです。

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
早く読むことを意識するあまり、発音が疎かになってしまう人はとても多いです。

しかし、はっきり発音をしないようでは、英文が頭に入りづらくなるので、音読をしている意味がありません。

そのため、音読をするときは、はっきり発音することを意識しましょう。

発音のわからない単語があった場合は、インターネットで調べたり、学校の先生に聞くなりして、必ずわかるようにしてくださいね。

今の中学校の英語の教科書は、QRコードが各ページに配置されていて、読み込めば、正しい英語の発音を聞けます。

僕が中学生の頃はなかった機能なので、初めて見たときは感動しました笑

③早く読む必要は全然ない

英語が上手な人の発音はとても綺麗で、かつ読むのが速いですよね。そしてかっこいい。

でも「速く読もう」と意識する必要は全くありません。

速く読む力は、音読を繰り返して英語に慣れることで、自然とアップするからです。

音読は「文章正確に読む」ことを最優先で行いましょう。

④数回では意味がない

音読は2回や3回するだけでは全然意味がありません。

「同時通訳の神様」と言われている、國弘正雄さんが広めた「只管朗読」をご存知でしょうか。

「只管朗読」では、英文を「500〜1000回」音読することで総合的な英語力が高まる、とされています。

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
10回や20回、100回じゃないんです。とんでもない回数ですよね。

もちろん、時間の都合上そこまでたくさん音読することはできないかもしれません。

しかし「マジで1,000回音読するぞ!」という熱意で音読することが大切です。

何回も何回も音読することで、読んでいる英文の文法が身体に染み付いてくるのがだんだんわかります。

音読している英文を、何も見ずにスラスラと暗唱できるようになるくらい音読するのが、理想ですね。

音読の教材って何を使えば良いの?

読をしろって言っても、どの文章を音読すればいいの?おすすめの教材はある?
大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
音読用の教材は「学校の教科書」で十分です!

音読に使う教材は学校の教科書でOK。

私も中学生時代は学校の教科書『NEW CROWN』を使って、ひたすら音読していました。

市販の教材ではなく、学校の教科書を使って音読することには、大きなメリットがあります。

教科書の文章を音読することで、試験範囲の文章を覚えられる。

学校のテストは、基本的に教科書の文章から出題されることがほとんど。

その文章を音読すれば、テスト範囲の内容をほとんど完璧に理解した状態で、テストに臨めるようになります。

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
私はこの方法で毎回テストでは100点近い点数を取り続け、もちろん評定は「5」でした。

とにかく音読ばかりをしていたので、学校のワークを何回も解き直した記憶はありません。

とりあえず声に出して文章を読んでいるだけで、成績が爆上がりしたのです。

なんだか、皆さんも音読で英語の勉強をしたくなってきませんか?

中学生時代に音読をしまくった僕が思うこと

ただ単にシャーペンを持つのが嫌で、とりあえず声に出すのが一番楽だし…と思って当時始めた音読

英語の成績はぐんぐん上昇していきましたし、受験期も特別な勉強をすることなく高い点数を取れました。

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
音読、まじでやって良かったと思っています。

ただ、一点だけ苦労したところがありました。

それは、塾講師を始めた時に、中学生にどうやって英語を教えれば良いのかわからなかったからです。

英語を感覚で覚えてしまっていたので、細かい文法の名前とか仕組みとか全然わからなかったんです。

大嶋こーすけ
大嶋こーすけ
生徒たちに、初めて英語を言語化して教えるとなったときに、かなり苦労したのを覚えています。

ちょっと脱線してしまいましたね。

とにかく私は、中学生の時に英語の勉強方法として、音読をたくさんやって本当に良かったと思っています。

英語の成績が伸び悩んでいるみんなへ

今、英語の成績が伸び悩んでいる学生の皆さん。

今回紹介したように、音読にはとんでもない効果が隠されています。

音読ってあんまり勉強してるって感じがしないんだよね

そう思うかもしれませんが、騙されたと思って、音読に挑戦してみてくださいね。

必ず、あなたの英語の成績が伸びていくことを約束します!