〇偏差値が伸びないという悩み
この記事を読みに来てくれた方の多くは
という悩みを抱えていることでしょう。
これはとてもよくあることで、事実偏差値60を超えるためには1つ大きな壁を乗り越えなければなりません。
そこで今回は、現役の教室長である私、かもがわが
・偏差値60に向けて勉強するにあたっての心構え
・実際に偏差値60に到達するための方法
をご紹介します。
「平均は取れるけど、それ以上を取ることが出来ない…」
「志望校に合格するためには偏差値が60必要なんだ!」
こんなことを考えている方、必見です。
結論から申し上げますと…
・偏差値60は上位16%
⇨偏差値50のちょっと上だから簡単!という認識は捨てよう
・メリハリをつける
⇨勉強をする時間/しない時間を明確に分けよう
・暗記と基本の徹底をする
⇨この2つが整ってないと偏差値60は無理でしょう
以上が、中学生が偏差値60を達成する勉強方法になります。
詳しくみていきましょう。
〇偏差値60に向けて勉強するにあたって
①偏差値60を取るのは簡単という認識
そもそも前提として、偏差値60まで成績を伸ばすには相当な努力が必要です。
こんなことを考えている方、いらっしゃいますよね?
事実から申し上げますと、偏差値60に到達することは、まったく簡単ではありません。
そもそも、偏差値60とは、全体でみると上から約16%です。
上から16%ですよ…?
かなり高いと思いませんか?
この数値を見ると「偏差値60なんて難しくないでしょ?」という考えは無くなると思います。
「偏差値60は50のちょっと上」
という考え方は今すぐやめましょう。
②メリハリをつけた勉強を心がける
偏差値60に到達したいと思うのであれば、今までよりも更にメリハリをつけた勉強をしていく必要があります。
今までは少しだらけながら勉強しても何とかなったかもしれません。
しかし、先ほどもお話しした通り、偏差値60に到達するのは全く簡単ではありません。
なので、これから勉強をする際は
「勉強をする時間は机に向かって勉強に集中する。スマホはいじらない。」
という風に勉強に対するメリハリを徹底しましょう。
むしろ、勉強をする時間としない時間に分けて「勉強をしない時間は絶対に勉強をしない!」というようなメリハリをつけることも大事だと思います。
ダラダラしながら8時間勉強するなら、あらゆる誘惑を断ち切って3時間勉強するほうが良いです。
メリハリをつけて意識を限りなく勉強に向けていくことで、その分密度の濃い勉強を進めていくことが出来ます。
事実、私は「夜9時を超えたら勉強しない!」と決めて、9時以降はめちゃくちゃゲームをしたりアニメを観たりしていました。
一方で、その時間以外は全くゲームもアニメも絶対に触れないようにしていました。
それで私は偏差値60はおろか、偏差値70にまで到達することが出来たので、この考え方は間違っていないと自信を持って言えます。
実際に偏差値60を超えるにはどうすればよいか
③暗記の徹底
偏差値60を超えることが出来ない人の特徴として
「暗記の徹底ができていない」
という点が挙げられます。
とアドバイスをしても
と言われる始末。
厳しいことを言いますが、暗記すらも出来ない人が偏差値60を超えることはほぼ確実に不可能です。
暗記モノは覚えるだけで直接点数に繋がるし、誰でも覚えることが出来ます。
偏差値60超えたいと思っている人にとって、暗記は絶対に正解するべき問題であるし、正解して当然の問題なんです。
・国語の漢字や文法
・数学の公式
・英語の単語や文法
・理科社会の知識
全て暗記するだけで自分のモノにすることができるようになるんです。
「暗記が苦手で…」という人をよく見かけます。
厳しいことを言いますが、はっきり言ってそれは
・甘えであり
・ただ単に暗記の回数が足りていないだけ
・(それかそもそもの勉強方法が適していない)
なんです。
今現在「自分は暗記が苦手なんだ」と思っている人は下記の記事に書いてある暗記の方法を読んできてください。
そこに書いてある暗記の方法を実践するだけで「誰でも」「絶対に」暗記が得意になります。
暗記の仕方がわからないという方は、この方法を使ってとにかく暗記を徹底してください。
それがまず、偏差値60へ到達するための第一歩です。
④基本の徹底
先ほどの暗記の徹底とかぶる部分もありますが、基本の徹底も必ずしなければなりません。
と思っている方もいるでしょう。
しかし、実際そんなことはなく、偏差値60に到達するためには基本をとにかく極めることが大切になります。
公立高校の入試問題でしたら、基本を徹底するだけで場所によっては8割程度の点数を獲得できるようなります。
「基本が出来ている=普通=偏差値50くらい」という考え方は今すぐ山奥に捨ててきてください。
正直、偏差値60に到達したいと考えているのであれば、応用問題なんて解こうとしなくて良いレベルです。
基礎を徹底して解けるようになる問題を完璧に解けば、余裕で届くようになります。
応用問題に挑戦するのは、基本を徹底してからです。
よく生徒から応用問題の解説を聞かれることがありますが、「基礎完璧にしたの?」といつも聞いてしまいます。
基礎が完璧になっていないのに応用問題なんて解けるわけありませんから。
(勿論仕事なので、聞かれたことは解説してますよ…笑)
偏差値60に到達していない時点では、一旦応用問題はフル無視してとにかく基礎の徹底を行いましょう。
今持っている教材の「確認問題」「基本問題」のような欄をとにかく何周も何周もしてください。
そうすることで、気づいたら自分の偏差値が60を超えていますよ。
最後に
今回は現役の教室長である私が「中学生が偏差値60に到達する方法」をご紹介しました。
中には少し厳しい言い方をしてしまった部分もありましたが、それくらい偏差値60に到達する上で絶対に必要なことをお話させていただきました。
まとめると
①偏差値60は難しい!
偏差値60とは、受験者の上位16%であり、実際に到達するのはとても難しい。
②勉強にメリハリをつける
勉強する時間は絶対に誘惑に負けないようにして、密度の濃い勉強をするようにしましょう。
①暗記の徹底
暗記は誰でも正解することができる問題であり、必ず正解しないといけない問題。
「暗記が苦手」などと言わず、とにかく暗記を徹底しましょう。
②基本の徹底
基本を極めることで確実に偏差値60に到達できる。
「基本の徹底=普通=偏差値50くらい」という考え方をやめよう。
ワークの「確認問題」「基本問題」のような欄を何周もしましょう。
以上になります。
これを読んだ皆様が、数か月後に「やっと60に到達した!」と喜べる日が来るように、心から応援しています。
当ブログでは、この記事のように勉強の仕方に関する記事を投稿しておりますので、もしよろしければ他の記事の方も読んでいっていただけたらとても嬉しいです。