このように思っている中学生は、すごく多いんじゃないかな?
そんな疑問に対して
そんなことを先生やお家の人から言われても、全然納得できないよね。
でも実は、本当に勉強ってなっておかないといけない理由があるんだ。
そこで今回は「勉強ってなんでしないといけないの…」と思っている君たちのために、現役で個別指導塾の塾長をしている大嶋が、「勉強をしないといけない理由」を、ちゃんと納得できる形で、詳しく紹介するよ!
この記事の目次は、以下の通りだよ。
勉強する意味って本当にあるの?
この質問、本当によく聞かれる。
確かに、数学でやる難しい計算問題なんて、生きててどこで使うのかわからないし、歴史だって頑張って暗記してもなんの意味があるのかわからないもんね。
結論から言うとね
中学校や高校で習った知識なんて、大人になってから直接使うことは、ほとんど無い。
もちろん、小学校で習った算数や漢字、英語は、とても役に立つよ。
でも、中学や高校で習った難しいことは全然使わないことがほとんどなんだ。
って思うよね。
でもちょっと待ってほしい!
確かに塾講師でもない限り、中学や高校で習った知識を使うことは、ほとんどない。
でも、勉強をすることには、本当に大きな意味があるんだ。
大人になってから「勉強したい」と思っても遅い
大人になってから勉強したいと思っても遅い。
これなんだよね。
こう思っている大人は、すごく多い。
みんなのご両親も、同じことを思っているはずだよ。
こう思うかもしれないけど、それはもう遅いんだ。
その主な理由は以下の2つ。
- 勉強する時間が学生より少ない
- 勉強を教えてくれる人がいない
「毎日学校で、1日6時間勉強を教えてくれる人がいる」
これ、めちゃくちゃ恵まれていることなんだよね。
大人になってからだと、仕事や家事、育児があるから勉強する時間がないし、勉強を教えてくれる先生もいないんだ。
YouTubeやゲームは、大人になってからいくらでもできる。
でも勉強は、大人になってからだと、全然できない
だから、未来の自分が後悔をしないために、中学生のうちに、学校の勉強を頑張る必要があるんだよね。
今本気で英語を誰かに教えてもらおうと思ったら、莫大なお金がかかってしまうし、そもそもそんな時間もないし…
勉強に集中できる学生のうちに、英語の勉強を頑張っておけば良かったなって、すごく後悔してるよ。
勉強をする意味を6つ紹介
いよいよ、勉強する意味を紹介するよ。
ここでは、国語や数学などの各科目を勉強する意味じゃなくて、広く「学校の勉強」をする意味を紹介するね。
①将来の選択肢が広がる
中学生のうちにたくさん勉強すると、将来の選択肢が広がるんだ。
日本は学歴社会だから、中卒か高卒か大卒かで、就職できる仕事が全然違う。
みんなが知っているような有名な会社に応募するには、大卒が条件であることが多いよ。
もしみんなが働いてみたいと思っている会社があったら
「会社名 採用情報」
で検索してみると、その会社が大卒しか雇わないのか、そうじゃないのかがわかるよ!
例えば以下の職業は、大学を卒業していないと、絶対になれない。
- 医師:大学の医学部を卒業&医師国家試験に合格
- 歯科医師:大学の歯学部を卒業&歯科医師国家試験に合格
- 獣医師:大学の獣医学科を卒業&獣医師国家試験に合格
- 薬剤師:大学の薬学部を卒業&薬剤師国家試験に合格
見ればわかると思うけど「ただ単に大学を卒業すれば良い」わけじゃないんだよね。
大学在学中に必死で勉強を頑張って、めちゃくちゃ難しい国家試験に合格しないと、それぞれの職業に就く資格を得られないんだ。
②まだまだ学歴社会の日本で有利になる
まだまだ学歴社会が強く根付いている日本では、たくさん勉強して、少しでもレベルの高い大学を卒業することが、大きなステータスになるんだ。
しかもそれは、どの大学でも良いわけじゃない。
少しでも偏差値の高い大学を、卒業しておかないといけないんだ。
今の日本は、名前を書くだけで入れる大学(いわゆる”Fラン”)がある。
でも、そういうところではなくて、しっかりと勉強を頑張らないと入れないような大学を卒業しないと、基本的には大企業に入らせてもらえない。
もちろん、大企業の中にも「学歴不問」としているところもあるけど、今の日本はまだまだ学歴社会だから、大企業に入ろうと思ったら、レベルの高い大学を卒業しておく必要があるよ。
③社会人に必要なさまざまな力が身に付く
中学生のうちに勉強を頑張ると「社会人に必要なさまざまな力」が身につくんだ。
中学校や高校で習った”知識”を、大人になってから使うことは全然ない。
でも、中学校や高校で身につけた”力”は、大人になってからめちゃくちゃ使う。
・長い文章を疲れずに読んで理解する能力
・複雑に入り組んだ数字を見ても臆することなく計算する能力
・課題を順序立てて解決へと導く能力
・難しい資料を見て必要な情報をまとめる能力
・自分の持っている情報をわかりやすく伝える能力
国語で難しい文章を読んだり、数学で連立方程式の文章問題を解いたり、社会や理科でいろんな知識を暗記したり…
「そんなの本当に意味があるのか!」って思うかもしれないけど…
学校での勉強は、上記のようなさまざまな能力へと変化するんだ。
例えば、腕立て伏せや懸垂って、それ自体はどれだけ出来ても何の役にも立たないでしょ?
でも、腕立て伏せや懸垂をして得られた”筋肉”は、いろんなところでめちゃくちゃ役にたつよね!
学校の勉強を頑張るのも、それと同じなんだ。
いろんな科目の勉強(筋トレ)をしながら、さまざまな力を鍛えていく。
そうすることで、大人になって社会に出たときに、その力が大いに役立つんだ。
④理不尽なことへの耐久力をつける
本当はゲームしたりYouTube見たりしたいけど、勉強を頑張る。
これは、大人になってから無限に降りかかってくる「理不尽なこと」に対する、耐久力を身につけるためにも必要なんだ。
- 「これ本当に意味あるの?」って思う、本当に無意味な業務
- 絶対に行きたくないけど、行かないといけない上司との飲み会
- 仕事のことで、自分は全く悪くないのにめちゃくちゃ怒られる
などなど…
そんなときに「なんでこんなことを…」って思っても、ある程度は頑張れる能力が、学校の勉強を頑張ることで身につくんだ。
僕の高校時代の友達の中には「中高の時に文句言いながらも勉強を頑張ったらちょっとのことでへこたれなくなった!」と言っている人もいるよ。
ちなみに、ちょっと厳しいことを言うと…
学校でやりなさいと言われてることすらもできないようでは、ハッキリ言って大人になってから、社会で生き抜けない。
それだけ大人の世界って、理不尽で意味のないことを強いられることが多い。
だから、今のうちに「勉強」っていう形で、意味がなかったり理不尽だと感じたりすることを、頑張らないといけないんだよね。
⑤自分なりの勉強方法を身につけられる
中学生のうちに勉強を頑張ることで「自分なりの勉強方法」を身につけられるんだ。
中学校で習う知識は、それ自体が高校・大学・大人になってから学ぶ、新しい知識を身につけるために必要なんだけど…
「自分なりの勉強方法が身についている大人」と「勉強方法がわからない大人」では、新しいことを覚えるスピードが、驚くほど違う。
こう思うかもしれないけど、大人になってからも勉強したり、新しいことを覚える機会なんて、余裕でたくさんある。
例えば、車の運転免許を取得するための試験は、交通ルールや運転方法を細かく覚えないといけない。
他にも、就職した会社での仕事のやり方とかルール、出世するために必要な資格試験の取得も、勉強だよね。
「勉強は学生が終わったら一生やらなくて良いんだ!」と思っていた子からしたら、ショックかもしれない。
でも事実として、勉強はなんらかの形で一生続けるものなんだよね。
だからこそ、大人になってからも勉強をしなければならないときに「自分なりの勉強方法」が定着しているかどうかは、かなり重要なんだ。
僕は中学生のときに、自分なりの勉強方法を身につけておいて本当に良かったと思っているよ!
大人になった自分が、より効率的に勉強できるようになるためにも、中学生のうちに勉強を頑張って「自分なりの勉強方法」を身につけておく必要があるんだよね!
勉強する意味は大いにある!
今回は、勉強をしなきゃいけない理由を紹介したよ。
勉強って全然面白くないし、頑張っても意味あるのかな?って思うこともあるかもしれない。
でもこの記事を読んで「勉強するのって意外と意味あるんだな」ってちょっとでも思ってもらえたら嬉しい!
このサイトでは「都立高校に絶対合格するための勉強方法」を紹介しているから、気になる子は必ずチェックしてみてね!
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